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うちやま呼吸器・アレルギークリニック院長

よもやま話 #11

『新春に想ふこと』


皆様、新春あけましておめでとうございます。 お陰様で「うちやま呼吸器アレルギークリニック」も2回目のお正月を迎えることができました。

これも、ひとえに患者様・御家族様を始め、クリニックのスタッフ、近隣の医療機関関係者や薬局・医薬品・医療機器メーカーなど多くの方々による御支援の賜と,大変に感謝致している次第です。本当にありがとうございました。 昨年は,1月1日が「救急当番日」でしたのでとっても緊張して新年を迎えましたが、今回は「お休み」という感じで多少はゆったりと過ごしております。

さて、気の早い話かも知れませんが、本年も5月を過ぎますと開院して3年目に突入することとなります。 何事も初めの3年が肝要と申しますし、石の上にも3年という言葉もございます。当クリニックにおいても、基本となる診療スタイルを確立していく上で、この1年の取り組みが大変に重要となると認識しております。

開院当初は、患者様も少なく時間をかけてできていた応対も,曜日や時間帯によっては多少混み合い始めていることもあって、徐々に時間がかけにくくなってきております。 しかし、しっかりと患者様からのお話を聞き、その個人個人の病状に即した診療を提供していくという基本理念は崩すことなく守っていきたいと思っております。 患者様には,お待ちいただくご不便をおかけすることになってしまうかも知れませんが、当クリニックは『ファストフード』や『コンビニエンスストア』のようになりたいとは思っておりません。 患者様のご理解とご協力がなくては成り立たないことではありますが、開院当初のこの地域の医療の充実に寄与したいとの思いを見失うことなく日々の診療に邁進していきたいと強く思っております。また、その一方、多少でも快適な待ち時間を過ごしていただけるように、まずは雑誌・書籍を増やしております。中でも,好評な『しばわんこ』シリーズに加え、「誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ」の句が表紙となっている『シルバー川柳』や認知症の母を施設に預けながら介護をする62歳の漫画家が著した『ペコロスの母に会いに行く』なども是非見ていただきたい作品です。そして、待合室に流れる画像も少しずつではありますが改善していきたいと思っております。

今後とも,皆様の暖かいご支援・ご協力を賜りながら,私もクリニックも発展していけたらと願っております。 何卒、本年もよろしくお願い申し上げます。

うちやま呼吸器アレルギークリニック 院長  内山 啓