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院長のコラム
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肺炎の治療について

この「院長のよもやま話」の更新が、またまたおろそかになってしまいました。

楽しみに読んでくださっている皆様、申し訳ございませんでした。

今回は、このよもやま話で初めて「疾患」についてお話したいと思います。そのテーマは「肺炎」です。 ひとくちに「肺炎」といっても細菌性肺炎からウイルス性の肺炎、誤嚥性肺炎、間質性肺炎、好酸球性肺炎などいろいろとバリエーションが豊富ですが、今日は最も一般的な「細菌性肺炎」について説明します。どうしても仕事柄、「疾患」の話になると,エビデンスや数字にこだわってしまいそうになるのですが・・・。今回はなるべくわかりやすく、簡単にお話したいと思います。

「肺炎」というと、大変だ!と思われる方もいらっしゃると思います。確かに数年前までは,咳や痰が出て発熱も高くなり、病・医院を受診したところ、「レントゲンで影があります。肺炎ですね。」と言われそのまま入院・点滴加療となった方が多くいらっしゃったと思います。ところが、最近「レスピラトリーキノロン」という効果の高い内服薬が増えてきたことで,中等度までの肺炎であれば入院しなくても治る可能性が出てきました。といっても、すべての肺炎が入院しなくてよいわけでもありません。

 入院が回避できる条件は、
 ①意識がしっかりとしている。
 ②呼吸が苦しくない(酸素吸入しなくとも大丈夫)。
 ③食事が多少でも自力でとれること(継続しての点滴が必要でない)。
 ④3日前後で再診していただけること などです。

特に最後の再診での評価は、重篤にならないことを確認するために非常に大切です。

細菌性肺炎の治療を安全に行うためにはまず原因となっている細菌を見極める必要があります。ところが、これがなかなか難しいのです。痰をとって調べるのが,正攻法なのですが、まずはなかなか評価に値する良質の痰がうまくとれません。また、とれても,前のお医者さんで見極める前に抗生物質が処方されているとうまく菌が生えてくれないことがあります。現在では、肺炎球菌やレジオネラ菌に対しては尿を調べることで感染の有無を確認する尿中抗原という検査もあります。こららの検査と年齢や症状、痰の色や性状などから菌の種類を類推して治療薬を決定します。当然、その他にも症状を緩和し楽に療養が出来るような補助薬も用います。 そして、治療が有効であるかどうかを、症状の問診やレントゲン写真、採血検査などから判定していきます。抗生物質は,菌の耐性化を防ぐために有効な種類を十分な量投与しますが、だらだらと長引かせることなく必要最小限で早めに中止していくことも大切です

。 あぁ、やっぱり「疾患」の話となるとどうしても言いたいことが沢山になってしまい、ややわかりにくくなってしまいましたかねぇ。今回の話は、「肺炎」と言われても、全員が入院する必要はなく、当クリニックへ頻回に通院していただくことで治療可能な場合が結構ありますよ!というお知らせでした。

詳しいことは、またクリニックに受診して直接お尋ねくだされば,再度わかりやすく説明いたします。「肺炎かな?」って思った方、うちやま呼吸器アレルギークリニックへおいでください。一緒に治しましょう!!
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